サムライ・茶文化と広島の復興 -広島・ハノーバー姉妹都市提携40周年―
■事業名
広島・ハノーバー友好姉妹都市40周年記念事業
「サムライ・茶文化と広島の復興 -広島・ハノーバー姉妹都市提携40周年―」
■期間
2023年11月3日~12月31日(休館日含む)
■会場(ドイツ・ハノーバー市での開催となります)
Aufhof会場(Seilwinderstrβe 8, 30159 Hannover Deutschland)
■主催/広島市・公益財団法人 上田流和風堂
■共催/ハノーバー市
■特別協力/広島市立大学・公益財団法人 広島スポーツ文化財団
■事業趣旨
広島は、江戸時代の250年間、日本における有数な城下町として栄え、近代化の流れの中でも需要な位置を占めました。第二次大戦下の1945年、一発の原爆により広島の街は壊滅、以来今日に続く77年間の復興の歩みを重ねてきました。
今回の事業は、力強くよみがえった広島の姿を見ていただくとともに、市民の自信や誇りに繋がる文化面で、精神的支柱の一翼を担った、茶道上田宗箇流と流祖上田宗箇の果たした役割を紹介することといたしました。
都市計画や地域社会づくりに大事なことは、政治・経済だけでなく、人々の精神的支柱となる伝統を踏まえた文化であり、相手の風土の特質を理解する中で意見交換ができ、都市の未来に向けた作業に寄与することができれば、広島とハノーファー友好姉妹都市記念事業として実施することに意味を見出せるものと考えます。
■事業内容
上記展覧会では、広島市の紹介、広島市とハノーバー市の交流、上田宗箇流の特徴のあらわれた鎖の間の再現、上田家伝来の所蔵品を含む茶道具を十数点のほか、ポンジクロスや動画映像による空間演出を使用した展覧会となります。また、会期中は茶会や日本文化体験ワークショップなども行われる予定です。